風力発電は太陽光発電とともに自然エネルギーの拡大をけん引して来ました。2020年代には毎年80~90GWが導入されていますが、国際エネルギー機関は2030年代には毎年300GW以上が導入され、2050年には世界全体の電力の31%が風力発電で供給されると予測しています。今後、特に急速な拡大が予測されるのは洋上風力発電です。日本の風力発電開発は著しく立ち遅れてきましたが、四方を海に囲まれた日本には洋上風力の巨大なポテンシャルがあります。陸上風力とともに、浮体式も含め洋上風力発電の導入を加速することが重要な課題です。