公益財団法人 自然エネルギー財団は、この度、欧州の専門家と共に欧州委員会の洋上風力に関する2つの調査研究(浮体式洋上風力発電の技術基準と適合性評価・認証制度、および海洋空間計画)に協力しました。
各調査はそれぞれ、日本と欧州の現状を比較するとともに、欧州のベストプラクティスからの学びを基に日本の制度改革への示唆をまとめたものです。日本の洋上風力導入加速化に向けて、技術基準に関連する手続を見直し国際標準に合わせていくことの重要性や、海洋の多様な利用を包括する統合的な利用計画策定の意義が示されています。
自然エネルギー財団は、上記2つの調査レポートの一部をまとめた資料集を作成しました。
調査レポートにはEUおよび加盟国の豊富な情報が掲載されており、日本での洋上風力の議論に広く活用されることが期待されます。
【原文(英語)】※外部サイト
- レポート(技術基準と規格編) Study on best practices in floating offshore wind energy technical regulations in the EU and Member States (Dec.2024)
- レポート(海洋空間計画編) Study on best practices in maritime spatial planning for offshore wind power (Dec.2024)
- プレスリリース EU Unveils Studies to Bolster EU-Japan Collaboration in Offshore Wind Sector (Dec.2024)