COP28では、2030年までに世界の自然エネルギー設備容量を3倍にする目標が決定されました。本年のREvisionでは、世界の自然エネルギーの拡大の動向と共に、インフレ抑制法(IRA)の制定以来、太陽光、風力発電開発が加速する米国、アジア太平洋地域からも、自然エネルギー超大国への道を進むオーストラリアの動向について、第一線で活動する海外の専門家が最新の状況を報告し、拡大する自然エネルギーの展望を議論しました。
日本では今年、エネルギー基本計画の改定が行われます。いかにして日本でも3倍化を実現し、エネルギー転換を進めるのか、自然エネルギー財団やブルームバーグNEFなどのシナリオの紹介も含め議論しました。また地域と共生する自然エネルギー開発のあり方、洋上風力発電の拡大の行方についても議論を行いました。
プログラム
【開会挨拶】トーマス・コーベリエル 自然エネルギー財団 理事長 ・太陽光が世界のエネルギー問題を変える ・インフレ抑制法(IRA)による米国のエネルギー革命 ・自然エネルギー超大国をめざすオーストラリア ・東南アジアにおける自然エネルギー拡大の可能性と条件 |
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【セッション1】2035年自然エネルギー80%の展望と課題:太陽光がエネルギー転換をリードする ■基調報告 アリ・ イザディ ブルームバーグNEF アジア太平洋地域 統括資料DL(英語) ■パネルディスカッション アリ・ イザディ ブルームバーグNEF ソニア・ダンロップ グローバル・ソーラー・カウンシル 増川 武昭 太陽光発電協会(JPEA) 事務局長資料DL 諸富 徹 京都大学 大学院経済学研究科 教授 木村 誠一郎 自然エネルギー財団 上級研究員 資料DL [モデレーター]国谷 裕子 ジャーナリスト |
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【セッション2】都市と地域の持続可能性と自然エネルギー 磯野 久美子 自然電力 取締役 資料DL 稲垣 憲治 ローカルグッド創成支援機構 事務局長資料DL 前 真之 東京大学 工学系研究科建築学科専攻 准教授資料DL 宮澤 浩司 東京都環境局 次長資料DL [モデレーター ]高村 ゆかり 東京大学未来ビジョン研究センター 教授資料DL |
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【セッション3】洋上風力の拡大の行方 【閉会挨拶】末吉 竹二郎 自然エネルギー財団 副理事長 |
イベント詳細
日時 | 2024年3月14日(木) 【シンポジウム】10:00-17:30 【ネットワーキング】シンポジウム終了後、会場来場者対象(ライトレセプション形式) |
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主催 | 公益財団法人 自然エネルギー財団 |
参加登録・参加費 | 無料・要事前登録 |
開催形式 |
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過去の開催
- REvision2023:エネルギー危機を自然エネルギーが克服する
- REvision2022:自然エネルギー転換を加速する
- REvision2021:3.11から10年、新しいエネルギーの未来を目指す
- REvision2020:自然エネルギーが脱炭素社会を実現する
- REvision2019:自然エネルギー革命
- REvision2018:自然エネルギー大量導入が世界を変える
- REvision2017:自然エネルギーが切り拓く未来
- REvision2016:自然エネルギー 飛躍の時
- REvision2015:自然エネルギー拡大のための日本の挑戦
- REvision2014:「エネルギー大転換」と日本の進路
- REvision2013:新しい自然エネルギーの未来を創造する
- REvision2012:日本の新しいエネルギービジョンへ