脱炭素へのエネルギー転換を実現する最大の推進力は太陽光発電と風力発電です。国際エネルギー機関(IEA)も、この二つの変動型自然エネルギーが電力供給の中心になるというシナリオを発表していきます。大量の自然エネルギーを活用し、安定的で低コストの電力供給を実現するためには、大規模な化石燃料発電・原子力発電が中心になることを前提にしていた旧来の電力システム・電力系統のあり方を見直す必要があります。
国際的には、急速に価格低下が進む蓄電池の活用も含め、脱炭素時代のエネルギーシステムについての調査研究と実践が進んでいます。自然エネルギー財団は、世界の最先端の議論と事例を紹介するとともに、日本の状況にマッチしたシステム改革・電力系統整備のあり方に関する調査研究を進めています。
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