太陽光発電の世界の導入量は2024年に過去最高の452GWを記録し、累積では1,865GWに達しました。国際エネルギー機関はさらに急速な拡大を見込んでいて、2030年には5,838~6,999GWへ増加すると予測しています。こうした世界の動向に反して、日本の導入量は減少傾向にあります。2023年度の導入量は6GWを下回り、累積でも90GW程度にとどまる見込みです。しかし世界に比べて割高だった太陽光発電のコストは1kWhあたり10円を切る水準に下がり、火力や原子力よりも安価な発電方法になりました。日本でも膨大な導入ポテンシャルがある建築物や農地を活用することで、太陽光発電を大幅に拡大することが可能です。
Highlights(直近5件)
| 報告書 | プラグインソーラー:誰もが設置できる太陽光発電の新しい形(2026年3月25日) |
| ケーススタディ | 「グリーンシステムコーポレーション」:大豆や米を有機栽培、収穫量を高める土壌づくり(ソーラーシェアリング最前線4)(2026年3月18日) |
| 提言 | ソーラーシェアリングの規制緩和を、新たな農業の成功事例を増やすために(2026年3月5日) |
| コラム | 太陽光発電は日本のエネルギー安全保障と経済を強化する(2026年2月2日) |
| インフォパック | 太陽光発電の動向:日本と世界の最新データ&トレンド(2026年1月28日) |
イベント
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- [シンポジウム] 実践者が語る、ソーラーシェアリングの価値
2026年1月30日 -
全国各地で活躍する12人の実践者がソーラーシェアリングに適した作物の選定や栽培方法、設備の設計、販路の拡大など、具体的な取り組みを報告。ソーラーシェアリングによる地域貢献についても紹介。売電収入を生かした地域還元や新規就農者の支援、農地の回復による農村の活性化や生物多様性の保全など、実践者の経験を通じてソーラーシェアリングの価値を探ります。
- [シンポジウム] 実践者が語る、ソーラーシェアリングの価値
報告書(最新)
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- プラグインソーラー
誰もが設置できる太陽光発電の新しい形
2026年3月25日 - 本報告書では、行政手続きや技術的な障壁を取り除くことでプラグインソーラーの急速な拡大を可能にしたドイツの経験を紹介しています。制度設計、市場の拡大、安全基準、集合住宅での活用といった観点から詳細な分析を行いました。また、本報告書は、プラグインソーラーの意義が太陽光発電量の増加だけにとどまらず、より広い社会的影響にあることを明らかにしています。
- プラグインソーラー
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- 太陽光発電の設置義務化の効果
住宅に広がり、光熱費の削減に
2026年1月26日 - 本報告書は、5つの自治体(東京都、川崎市、京都府・京都市、群馬県)が推進する太陽光発電の設置義務化の効果と課題を整理し、ハウスメーカーなど事業者の推進策や自治体の支援策をまとめています。制度は全国に広がりつつあり、住宅の光熱費の削減とCO₂排出削減を同時に進める重要な施策として、エネルギー転換への貢献が期待されています。
- 太陽光発電の設置義務化の効果
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- ペロブスカイト太陽電池の導入場所が広がる
新たな設置方法でコスト低減へ
2025年10月29日 - 本報告書では全国で実施しているペロブスカイト太陽電池の実証実験の具体例とともに、コストや耐久性の課題を克服するための技術開発の動向、普及に向けて政府や自治体が実施すべき対策をまとめました。
- ペロブスカイト太陽電池の導入場所が広がる
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- 地域に歓迎される太陽光発電
トラブルを抑制して地域経済に貢献
2025年5月13日 - 本レポートでは、太陽光発電が地域から歓迎されるための要件を、(1)関係者の合意と信頼構築、(2)バランスの取れた促進と規制、(3)地域への貢献、の3点にまとめました。これらの要件に沿って、事業者や自治体が太陽光発電の導入を促進している地域の事例を紹介していきます。
- 地域に歓迎される太陽光発電
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- ソーラーシェアリングで農業を再生
太陽光のエネルギーで地方創生へ
2025年3月11日 - 本レポートでは、匝瑳市をはじめ全国各地のプロジェクトを現地で調査して、ソーラーシェアリングによる農業の再生に必要な4つの対策をまとめました。さらに事業者の声をもとに今後の導入拡大に向けた課題を明らかにするとともに、その解決策を提言します。ソーラーシェアリングは太陽光発電で地域の脱炭素化を促進するだけではなく、縮小を続ける日本の農業を再生するうえで重要な役割を果たします。自然エネルギーを活用して地方創生を実現する有効な手段になります。
- ソーラーシェアリングで農業を再生
ケーススタディ ソーラーシェアリング最前線
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- 「グリーンシステムコーポレーション」 大豆や米を有機栽培、収穫量を高める土壌づくり
2026年3月18日 - 全国各地の先進事例を紹介する「ソーラーシェアリング最前線」の第4回目は、栃木県の芳賀郡で有機農業を営んできた阿久津昌弘氏が手がける大豆や米のソーラーシェアリングです。阿久津氏は2020年に自身が生まれ育った芳賀郡芳賀町でソーラーシェアリングを開始しました。それから6年間で関東地方や東北地方を中心に、160カ所にソーラーシェアリングを広げてきました。太陽光パネルの下で大豆や米、麦など様々な作物を栽培しており、その多くが地域の平均的な収穫量を超えています。
- 「グリーンシステムコーポレーション」 大豆や米を有機栽培、収穫量を高める土壌づくり
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- 「みつばち発電所」可動式の太陽光パネルで1等米を収穫
2025年9月24日 - 全国各地の先進事例を紹介する「ソーラーシェアリング最前線」の第3回目は、山形県の米沢市で50年にわたって農業を営んでいる木村成一氏が運営する「みつばち発電所」。2018年12月に、自らが保有する田んぼに可動式の太陽光パネルを設置して、米の栽培と太陽光による発電を開始しました。山形県のブランド米を栽培したところ、地域の平均収穫量の9割以上を毎年維持しており、品質も1等米という評価を受けています。農地に設置した太陽光発電設備は181kW(キロワット)あり、個人の農家が運営するソーラーシェアリングでは大きな規模です。
- 「みつばち発電所」可動式の太陽光パネルで1等米を収穫
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- 「吉田酒造店」 酒米を栽培、雪国で垂直型の太陽光パネル
2025年7月3日 - 「ソーラーシェアリング最前線」第2回目の事例は、石川県の白山市で150年以上にわたって日本酒を製造している「吉田酒造店」。2024年4月に、酒蔵に隣接する自社の田んぼ2カ所のうちの1カ所に太陽光パネルを垂直型で設置して、酒米の栽培と太陽光による発電を開始しました。発電した電力は全量を自家消費して、高騰する電気料金を抑制します。日本酒の冷蔵施設の屋根にも太陽光発電設備を導入して、両方を合わせて吉田酒造店の年間の電力使用量の15%をまかなっています。不足する分は小売電気事業者から自然エネルギーの電力を購入して、自然エネルギー100%で酒造りに取り組んでいます。
- 「吉田酒造店」 酒米を栽培、雪国で垂直型の太陽光パネル
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- 「さがみこファーム」 ブルーベリーを栽培、観光農園で地域交流
2025年4月23日 - 全国各地の先進的なソーラーシェアリングのプロジェクトをシリーズで取り上げていきます。第1回目の事例は、神奈川県の相模原市でブルーベリーを栽培する「さがみこファーム」。6年前の2019年に、それまで農作物を栽培していなかった荒廃した農地を利用して、ブルーベリーの栽培を始めました。農地の上部に太陽光パネルを設置して、発電した電力を固定価格買取制度やコーポレートPPA(電力購入契約)で売電しています。
- 「さがみこファーム」 ブルーベリーを栽培、観光農園で地域交流
インフォパック
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- 太陽光発電の動向
日本と世界の最新データ&トレンド
2026年1月28日 - 本インフォパックには、日本と世界における太陽光発電の導入状況と今後の見通しに関する主要なデータを掲載するとともに、日本における太陽光発電の利用・技術・政策面の最新動向と課題をまとめました
- 太陽光発電の動向
| 2019年以前の報告書・コラム一覧 |
| 2018年6月11日 報告書 自然エネルギー発電コスト低減への制度的課題: 改正FIT法に焦点をあてて |
| 2017年8月10日 報告書 固定価格買取制度5年の成果と今後の課題 |
| 2016年2月4日 コラム 日本の太陽光発電はなぜ高いのか 木村 啓二 自然エネルギー財団 上級研究員 |
| 2016年1月13日 報告書 日本とドイツにおける太陽光発電のコスト比較:日本の太陽光発電はなぜ高いか |
| 2015年7月30日 コラム グリッドパリティ:日本でも電気料金レベルに達した太陽光発電の経済性 木村 啓二 自然エネルギー財団 上級研究員 |
| 2015年2月26日 報告書 アンケート結果報告「太陽光発電事業の現況とコスト2014」 |
| 2014年3月20日 コラム 日本の太陽光発電事情を一新した固定価格買取制度 大林 ミカ 自然エネルギー財団 事業局長 |
| 2013年12月20日 報告書 アンケート結果報告「太陽光発電事業の現況とコスト2013」 |
| 2013年2月25日 報告書 太陽光発電の系統接続に関する事業者アンケート結果より:いますぐに「優先接続」の導入が必要である |




