日本の太陽光発電のコスト構造分析2021

2021年9月8日

in English

公益財団法人 自然エネルギー財団は本日、「日本の太陽光発電のコスト構造分析2021」を公表しました。

本レポートは、2019年7月に公表した「日本の太陽光発電の発電コスト:現状と将来推計」(以下、2019年レポート)の続編であり、日本の太陽光発電のコストについて最新動向を分析するものです。分析手法は、2019年レポートと同様に、資本費および運転維持費について、発電事業者から得られたコスト情報にもとづき、改めて現況の太陽光発電のコスト構造について検討を行い、日本における太陽光発電の発電コストの現況を分析しました。その結果、太陽電池モジュールおよび架台や施工費等の低減により、継続的な資本費の低減がみられました。他方で、興味深い点として、2020年には資本費が上昇していることです。これは2018年に導入された資源エネルギー庁による未稼働案件対応の影響であると推察されます。
 
<目次>
はじめに 研究の背景と目的
1    資本費の構造の特徴
  1.1    資本費のコスト推移
  1.2    太陽電池モジュールのコスト
  1.3    パワコンのコスト
  1.4    架台費用
  1.5    接続費    
2    資本費に影響を与える諸要素
  2.1    認定年度別の資本費
  2.2    発注方法別の資本費    
3    運転維持費の構造について
  3.1    規模別の運転維持費
  3.2    運転維持費の経年変化
  3.3    認定年度別の運転維持費
分析結果のまとめ    


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外部リンク

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