インフォパック東京都が提案する「住宅メーカーへの太陽光発電の設置義務化」を考える

2022年6月9日


公益財団法人 自然エネルギー財団は、本日、インフォパック「東京都が提案する『住宅メーカーへの太陽光発電の設置義務化』を考える」を公表しました。

東京都は、都内大手住宅メーカー約50社に、新築住宅の一定割合へ太陽光発電の設置を義務づける条例の制定を提案し、現在パブリックコメントを実施しています。日本政府は昨年、導入を検討しましたが、すぐに先送りにしてしまいました。都の提案は、個人ではなく住宅メーカーへの義務付けという方法で、住宅への太陽光発電の導入拡大をめざすものです。この提案には、いま日本に必要な先駆的な施策との評価がある一方で、SNSなどでは事実に基づかない誤った情報も拡散されています。

住宅への太陽光発電設置は、私たちの生活、東京と日本の未来にとって、とても大切なものです。本インフォパックは、この提案を検討するための参考情報を提供するものです。これら情報に基づいて、持続可能な社会の実現をめざすための建設的な議論がいっそう進み、東京都から日本全国へと自然エネルギー拡大に寄与することを期待します。

[インフォパック]
 東京都が提案する「住宅メーカーへの太陽光発電の設置義務化」を考える


<目次>
1. 住宅メーカーへの太陽光発電の設置義務が大切である7つの理由
2. ドイツや英国は電力の4割程度が自然エネルギー。日本はやっと2割に到達した段階
3. EUはウクライナ侵略後、2030年自然エネルギー目標引上げ
4. これからはルーフトップが太陽光のフロンティア
5. 太陽光発電を自宅につければ、10年以内で設置費を回収し、20年では、全部あわせて家庭の電気コストが3/4に
6. 国の2030年目標と太陽光発電義務化の検討
7. 東京都の制度提案の内容(都資料)
8. 欧米でも地方自治体が太陽光発電義務化を先導
9. もっと知りたい人へ:役立つリンク集
 

外部リンク

  • JCI 気候変動イニシアティブ
  • 自然エネルギー協議会
  • 指定都市 自然エネルギー協議会
  • irelp
  • 全球能源互联网发展合作组织

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