アジアスーパーグリッド

世界中の送電網に
自然エネルギーをつなぐ

自然エネルギー財団は2011年の設立以来、国際送電網「アジアスーパーグリッド(ASG)」の実現をめざす取組みを推進してきました。アジアスーパーグリッドは、各地の豊富な自然エネルギー資源を相互に活用し、安心で安価な電力の利用を可能にするものです。また、パリ協定が実行段階に入り、脱炭素社会への転換が急務になる中で、国際送電網の構築は「自然エネルギー100%」実現のためにも、いっそう重要な課題になっています。

アジアスーパーグリッド(ASG)とは

「アジアスーパーグリッド(ASG)」とは、アジア各地に豊富に存在する太陽光、風力、水力などの自然エネルギー資源を相互に活用できるようにするため、各国を結ぶ国際的な送電網のことです。欧州や北米では約100年前から国境を越えた送電線を整備し、電力の有効活用を進めてきました。近年では、自然エネルギーの導入拡大にともない、欧米のみなならず世界中で国境を越える送電線の整備が更に活発に進められています。

これに対し、東アジアでは、中国やモンゴル、ロシアなどの間で限定的に、国境を越えた送電線があるだけです。今世紀後半までに脱炭素社会への転換をめざすパリ協定の達成には、必要なエネルギーの全てを自然エネルギーでまかなう「自然エネルギー100%」の実現が必須であり、国際送電網の整備は東アジア各国のエネルギー政策においてますます重要となっています。

自然エネルギー財団は、国内外の多くの企業、NGO、政府機関などと連携し、ASGの実現をめざしていきます。

アジアスーパーグリッド(ASG)とは

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