
自然エネルギー財団とCDP-Woldwide Japanが共同で運営する「RE-Users地域連携プロジェクト」は、「山形RE100シンポジウム~地域に活力をもたらす自然エネルギー100%の導入」を2月13日(木)に東北芸術工科大学で開催しました。このシンポジウムは、やまがた自然エネルギーネットワークによる主催と山形県による後援で開催されました。
地域に活力をもたらす自然エネルギー100%の導入をテーマにした今回のセミナーでは、国内外での自然エネルギー利用の最新情報、RE100と企業事例、そして山形県内の企業による先進的な取組みを紹介しました。パネルディスカッションでは、海外と比べた国内の自然エネルギーによる発電量、太陽光パネルの環境負荷と廃棄・リサイクル、そして証書とトラッキングシステムに関する活発な質疑応答が行われました。最後にパネリストから、日本でも海外同様に自然エネルギーへの転換を加速させたい、自然エネルギーの普及は地域経済の活性化にも繋がる、クリーンなエネルギーを使う意義・意識を普及させよう、といったメッセージが出されました。
プログラム
司会:三浦 秀一 東北芸術工科大学 デザイン工学部 建築・環境デザイン学科 教授)・講演 (1) 企業や自治体に求められる自然エネルギーの利用拡大
石田 雅也 自然エネルギー財団 シニアマネージャー(ビジネス連携)
・講演 (2) RE100とは何か?グローバル企業が進める再エネによるローカル経済の進展
高瀬 香絵 CDP Worldwide-Japan シニアマネージャー
・講演 (3) リコーが取り組むSDGsとRE100
出口 裕一 リコー 環境事業開発センター 事業所長
・講演 (4) 山形県の風力発電の取り組み
加藤 聡 加藤総業 代表取締役社長
・講演 (5) 地域新電力会社としての取組と課題
矢作 浩一 やまがた新電力 事業推進部部長
イベント詳細
日時 | 2020年2月13日(木) |
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会場 | 東北芸術工科大学 201講義室(山形市) |
主催 | やまがた自然エネルギーネットワーク |
後援 | 山形県、RE-Users地域連携プロジェクト(自然エネルギー財団、CDP Worldwide-Japan共同運営) |
参加登録・参加費 | 無料 |
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