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石炭火力と原子力は世界全体で伸びない予測

2018年2月5日

石炭火力と原子力は世界全体で伸びない予測

 IEA(国際エネルギー機関)が2017年11月に公表した「World Energy Outlook 2017」によると、全世界の発電設備容量は2010年から2016年のあいだに年平均で2.4億kW(キロワット)増加した。このうち自然エネルギーによる発電設備が全体の5割強を占めて最も多く、次いで石炭火力、ガス火力の順である。原子力は200万kW程度の増加で、全体の1%にも満たない。

 さらに2017年から2040年までの長期予測では、全世界の発電設備容量は年平均で2.3億kWの増加になり、2010年から2016年までの水準とほぼ同じペースで増え続けていく。自然エネルギーの発電設備は増加分のうち7割を占めるまでに拡大して、他の電源を圧倒する見込みだ。太陽光が風力を抜いて最大になる。ガス火力は従来と同様の増加ペースを維持するが、石炭火力は約4分の1に減少する。原子力は400万kW程度の微増である。IEAが2040年までの中心シナリオに位置づけているNPS(New Policies Scenario)に基づいて予測した。

電源別に見た全世界の発電設備容量の増加(年平均、純増分)

世界の自然エネルギー発電コスト(事業用の均等化発電コスト)
  • 出典:国際エネルギー機関(IEA)、「World Energy Outlook 2017」(2017年11月14日)
    図中の日本語は自然エネルギー財団による
  • GW:ギガワット(=100万キロワット)
    各国が新しいエネルギー政策を実行する「New Policies Scenario」に基づく予測(IEAの中心シナリオ)

外部リンク

  • 自然エネルギーで豊かな日本を創ろう!アクション
  • irelp
  • 全球能源互联网发展合作组织