公益財団法人 自然エネルギー財団は、本日、インフォメーション・パッケージ「洋上風力発電に関する世界の動向」を公表いたしました。
世界では、欧州を中心に洋上風力発電の導入が進んでおり、2018年時点の累計導入量は約23GWとなっています。日本では、これまで導入が遅れていましたが、2019年4月1日に、洋上風力発電の為に一般海域を長期占有できる法律「再エネ海域利用法」が施行されたことを契機に、多くの大規模プロジェクトが登場してきています。現在、促進区域の指定が進められており、日本でも洋上風力発電の本格的な導入開始が予想されます。
自然エネルギー財団は、日本における今後の展開の参考とするため、世界における洋上風力発電の動向を各機関の報告書を参照してまとめました。本資料集が、日本の洋上風力の発展に寄与することを期待します。
インフォパック
洋上風力発電に関する世界の動向
※2021年6月、各種データを更新した改訂版を公表しています。
< 目 次 >
1. 洋上風力発電の導入実績
1-1. 世界
1-2. 地域別
1-3. 各国
2. 洋上風力発電の導入見通し
2-1. 各国の政策目標
2-2. 世界
2-3. 地域別
2-4. 各国
3. 洋上風力発電のコスト等
3-1. 均等化発電原価(LCOE)、入札結果
3-2. 風車サイズの変遷
3-3. 設備利用率
3-4. 世界の風況
4. 洋上風力発電のゾーニング事例
4-1. 英国
4-2. オランダ