公益財団法人 自然エネルギー財団は、本日、資料集「洋上風力発電に関する世界の動向(第2版)」を公表しました。
世界では、欧州を中心に洋上風力発電の導入が進んでおり、2020年時点の累計導入量は約35GWとなっています。日本でも、再エネ海域利用法の施行を契機に、多くの大規模プロジェクトが登場しています。促進区域の指定や事業者の公募・選定が進められており、日本でも洋上風力発電の本格的な導入が始まりました。
本資料集は、世界における洋上風力発電の動向を各機関の報告書を参照してまとめた初版(2020年2月)の改訂版です。この間の世界の動きは目覚ましく、各国・地域の導入実績は増加し、導入目標量も続々と引き上げられています。今回の改訂では、こうした情報をアップデートしたほか、日本の状況にも触れました。
< 目 次 >
1. 洋上風力発電の導入実績
1-1. 世界
1-2. 地域別
2. 洋上風力発電の導入見通し
2-1. 各国の政策目標
2-2. 世界
2-3. 地域別
2-4. 各国
3. 洋上風力発電のコスト等
3-1. 均等化発電原価(LCOE)、入札結果
3-2. 風車サイズの変遷
3-3. 設備利用率
3-4. 世界の風況
4. 洋上風力発電のゾーニング事例
4-1. 英国
4-2. オランダ
5. 日本の動向