2016年9月9日に開催された自然エネルギー財団設立5周年記念シンポジウムでは、孫正義ソフトバンクグループ代表(自然エネルギー財団設立者・会長)と中国、ロシア、韓国の電力業界を代表するスピーカーによる講演とディスカッション「脱炭素をめざすアジア」が行われました。
孫正義氏は、2011年9月に初めて提唱した「アジアスーパーグリッド」構想の内容と今日までの展開について講演し、グローバル・エネルギー・インターコネクション発展協力機構のリュウ・ゼンヤ会長、韓国電力公社のチョ・ファンイク社長も、世界とアジアをつなぐ国際送電網構想を紹介しました。
またこのセッションでは、ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンスのマイケル・リーブリック氏による講演も行われ、パネルディスカッションには、ロシアの電力会社ロスセチのオレグ・ブダルギン氏、ロッキーマウンテン研究所のエイモリー・ロビンス博士も参加しました。