公益財団法人 自然エネルギー財団は、本日、インフォパック「洋上風力発電の動向:世界と日本における現状(第4版)*」を公表しました。
世界では欧州と中国を中心に洋上風力発電の導入が進んでおり、2022年時点の累積導入量は63GWとなっています。日本でも再エネ海域利用法の下、洋上風力の本格的な導入が始まり、これまでに8つの促進区域(合計最大3.5GW)で事業者の公募が行われました。
本インフォパックは、世界の洋上風力発電の動向を各機関の報告書を参照してまとめた第3版(2022年8月)の改訂版です。導入実績の飛躍的な増加や導入目標量の引き上げなど、各国・地域の洋上風力発電の動きをアップデートしました。
洋上風力発電の動向:世界と日本における現状 (第4版改訂版)
*情報を追加し改訂しました(2023年10月23日)。
世界の導入政策目標(p.7)、中国・韓国の情報の追加(p.13、15)、日本の促進区域等の指定状況など(p.20、21)
<目次>
1. 洋上風力発電の導入実績
1-1. 累積導入実績(世界)
1-2. 単年・累積導入実績(世界・地域別割合)
2. 洋上風力発電の導入見通し
2-1. 導入政策目標(世界・地域別)
2-2. 導入政策目標(欧州・各国、米国)
2-3. 累積導入見通し(地域別)
2-4. 累積導入見通し(欧州、米国、中国、台湾、韓国)
3. 洋上風力発電のコスト等
3-1. 発電コスト推移
3-2. 風車規模の変遷
3-3. 浮体式洋上風力の展望
4. 日本における洋上風力発電
4-1. 再エネ海域利用法による区域指定
4-2. ラウンド1、2の状況
4-3. 系統マスタープラン
4-4. 環境アセスメントの実施状況
データ出典