脱炭素で先頭を走る欧州2050年ゼロエミッションの戦略と技術

2020年12月4日

in English

公益財団法人 自然エネルギー財団は本日、レポート「脱炭素で先頭を走る欧州:2050年ゼロエミッションの戦略と技術」を発行しました。

欧州連合(EU)および欧州経済を牽引する5カ国(フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、英国)は、共通の目標として2050年までにカーボン・ニュートラルの達成を目指しています。 本レポートでは、EUを中心に主要5カ国が進める脱炭素の戦略と技術に関する最新情報を提供します。温室効果ガスの主要な排出源である電力、温冷熱、運輸の各セクターを対象に、長期ビジョン、中間目標、直近の進捗について、多数の文献をもとに整理しました。

脱炭素を推進して経済と環境の両面で持続可能な未来を形成するためには、自然エネルギーの導入拡大とエネルギー効率の向上が最も重要な役割を果たします。加えて脱炭素を可能にする新たな技術として、洋上風力発電、電気自動車、グリーン水素の開発・導入が欧州各国で活発になってきました。

本レポートを通じて、先行する欧州の動向を日本の関係者と共有することにより、同様に2050年のカーボン・ニュートラルを目指す日本の脱炭素戦略が正しい方向へ前進することを期待します。 <目次>
エグゼクティブ・サマリー
はじめに

第1章: 2050年カーボン・ニュートラル
 1. 長期ビジョン(2050年)
 2. 中間目標(2030年)
 3. 進捗(2018年まで)
第2章: 主要5カ国の脱炭素戦略
 1. 中長期の目標と進捗
 2. セクター別の自然エネルギー導入効果
第3章: 主要技術の動向
 1. 洋上風力発電
 2. 電気自動車
 3. グリーン水素
おわりに

 

外部リンク

  • JCI 気候変動イニシアティブ
  • 自然エネルギー協議会
  • 指定都市 自然エネルギー協議会
  • irelp
  • 全球能源互联网发展合作组织

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