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EV普及の動向と展望
気候変動対策の観点から

2018年6月27日

公益財団法人 自然エネルギー財団は、報告書「EV普及の動向と展望:気候変動対策の観点から」を公表いたしました。

近年、世界的に電気自動車(EV)の普及拡大の機運が高まっています。世界のエネルギー起源のCO2排出のうち、交通部門からの排出は24%に上り、自動車はそのうち75%を占めます。自動車のEVシフトは、脱炭素社会実現への大きなステップになると期待されています。

本報告書では、EVの気候変動対策としての役割を考える上で必要な、EV普及の現状や普及政策を概観し、EVシフトが気候変動対策として効果を上げるための条件や課題、今後の方向を整理しました。本レポートが、日本におけるEV普及に向けた議論の活性化に資することを期待しています。

EV普及の動向と展望
気候変動対策の観点から(1.99MB)

<目次>

  1. 1 はじめに
  2. 2 気候変動とEV
    1. 2-1  運輸部門からのCO2排出とパリ協定
    2. 2-2  EVのエネルギー消費とCO2排出
  3. 3 世界のEV普及の現状
    1. 3-1  各国のEV台数の現状
    2. 3-2  トラックとバスのEV化
    3. 3-3  世界の自動車会社の動向
  4. 4 各国のEV普及政策
    1. 4-1  各国の目標 
    2. 4-2   燃費とCO2排出規制
    3. 4-3  ゼロエミッション車(ZEV)と新エネルギー車(NEV)規制
    4. 4-4  充電施設の拡充
    5. 4-5  マンションにおけるEV充電設備
    6. 4-6  補助金、税制優遇
    7. 4-7  その他インセンティブ
  5. 5 EV普及の将来予測
    1. 5-1  将来のEV価格の下落
    2. 5-2  EV普及の将来予測
    3. 5-3  2℃未満シナリオにおける乗用車等のEV化
  6. 6 EV充電と電力システム
  7. 7 まとめ

お問合せ

外部リンク

  • JCI 気候変動イニシアティブ
  • 自然エネルギー協議会
  • 指定都市 自然エネルギー協議会
  • irelp
  • 全球能源互联网发展合作组织

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