ここ数年の大幅なコストダウンを受けて、変動型自然エネルギーの導入がますます加速しています。中でも、デンマークは、自然エネルギーの大量導入を目指し、1970年代から風力発電の開発やバイオエネルギーや自然エネルギーの熱利用を進めてきました。同時に系統や熱を利用し、世界トップレベルの柔軟な送電網運営を行っています。近年は、各国に先駆けて洋上風力発電プロジェクトに取り組み、今の洋上風力開発ブームの先駆者となっただけでなく、画期的なコストダウンも実現しています。台湾などのアジア各国でも取り組みは進んでおり、日本でも、すでに1GW以上の事業が計画され、法整備も議論されており、今後の自然エネルギー促進の大きな力になることは確実です。
今回のシンポジウムでは、変動型自然エネルギーの大量導入を実現するデンマークの系統運用と、近年注目を集める洋上風力発電の世界的な状況について紹介しました。デンマークの系統運用会社エナギネット(Energinet)、電力会社オーステッド( Ørsted 。旧ドンエナジー)、さらに、日本政府や自治体、洋上風力発電の関係企業を招き、多面的な視点から日本の進むべき方向性を考えました。
プログラム
内容 | |
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開会挨拶 基調講演 |
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パネルディスカッション 個別発表 |
*戸田建設 佐藤 郁様ご登壇部については都合により掲載なし |
ディスカッション パネリスト: 上記個別発表者およびペーター・ヨルゲンセン(エナギネット社) |
イベント詳細
日時 | 2018年10月16日(火)14:00-17:50 |
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会場 | Base Q 東京ミッドタウン日比谷 |
主催 | デンマーク王国大使館 公益財団法人 自然エネルギー財団 |
参加登録・参加費 | 無料(要事前登録・先着順) |