公益財団法人 自然エネルギー財団は、本日、インフォパック「 洋上風力発電の動向:世界と日本における現状 (第3版)」を公表しました。
世界では、欧州と中国を中心に洋上風力発電の導入が進んでおり、2021年時点の累積導入量は約56GWとなっています。日本でも、再エネ海域利用法の施行を契機に、2021年には4つの促進区域(約1.7GW)で公募による事業者選定が行われており、洋上風力発電の本格的な導入が始まりました。
本インフォパックは、世界における洋上風力発電の動向を各機関の報告書を参照してまとめた第2版(2021年6月)の改訂版です。この間の世界の動きは目覚ましく、各国・地域の導入実績は増加し、導入目標量も続々と引き上げられています。今回の改訂では、こうした情報をアップデートしたほか、日本の状況についても触れました。
※ p.17「4-1日本:促進区域等の指定状況」を改訂しました(2023年1月5日)
< 目 次 >1. 洋上風力発電の導入実績
1-1. 世界
1-2. 地域別
2. 洋上風力発電の導入見通し
2-1. 世界
2-2. 各国の政策目標
2-3. 地域別
2-4. 各国(欧州、米国、中国、台湾)
3. 洋上風力発電のコスト等
3-1. 発電コスト推移
3-2. 風車サイズの変遷
3-3. 浮体式洋上風力の展望
4. 日本における洋上風力発電
4-1. 再エネ海域利用法による区域指定
4-2. ラウンド1の結果
4-3. 系統マスタープラン
4-4. 環境アセスメントの進捗状況
参考資料・データ出典