自然エネルギー財団、Global Offshore Wind Alliance(GOWA)に加盟日本と世界の洋上風力発電導入加速に向けて

2025年6月26日

in English

このたび、自然エネルギー財団はGlobal Offshore Wind Alliance(GOWA)に加盟いたしました。
 

2025年6月20日 駐日デンマーク王国大使公邸前にて(東京)

Global Offshore Wind Alliance(GOWA)はデンマーク政府、国際再生可能エネルギー機関(IRENA)、および世界風力会議(GWEC)によって設立されました。政策的支援の促進と国際的な実践コミュニティの形成を通じて、洋上風力の導入を加速させる世界的な原動力となることを目的としています。GOWAの目標は、2030年までに世界全体で少なくとも380GWの洋上風力発電の導入を実現することであり、2020年代には年間平均35GW、2030年以降は年間少なくとも70GWの導入で拡大していくことを目指しています。

自然エネルギー財団は、日本をはじめ世界各国・地域において洋上風力発電の導入をさらに加速するには、官民の連携を通じて障壁を取り除き、適切な政策枠組みを整えることが不可欠だと考えています。このたびGOWA に加盟することで、洋上風力発電の導入に対する意欲を一層高め、1.5 度目標の実現に向けて鍵を握る洋上風力の展開を推進する国際的な実践コミュニティの一員として、志を同じくする官民のステークホルダーと連携しながら取り組んでまいります。

今後はGOWAの一員として、日本国内および海外における洋上風力発電のさらなる推進に努めてまいります。

Welcoming Comments

ヤール・フリース-マスン  駐日デンマーク王国 大使
自然エネルギー財団のGlobal Offshore Wind Alliance(GOWA)への加盟を心より歓迎いたします。日本のエネルギー転換を牽引する重要な存在として、同財団は洋上風力発電に関す国際的な議論に貴重な知見と地域に根ざしたリーダーシップを提供してくれることでしょう。デンマークとしても、グリーン転換の加速に取り組むステークホルダー同士の協力が、より強固かつ広がりを見せていることを大変喜ばしく思います。
アミーシャ・パテル  Global Offshore Wind Alliance (GOWA) 事務局長

自然エネルギー財団のGlobal Offshore Wind Alliance(GOWA)への加盟を心より歓迎いたします。同財団は、エネルギー転換の加速、パートナーシップの構築、そして自然エネルギーに関する社会的理解の促進に長年取り組んできた実績があり、GOWAのネットワークが拡大する中で、貴重な存在となるでしょう。日本およびアジア地域において洋上風力発電の動きが加速する中、財団の参画は、地域内外での協力を強化、野心の拡大、そして知識共有においてで重要な役割を果たすものと期待しています。
大林 ミカ 自然エネルギー財団 政策局長

洋上風力を実行力を持って促進していく、このコミュニティに加盟する機会をいただき、大変光栄に思っています。自然エネルギー財団は、科学的根拠に基づく調査研究と多様な関係者との対話を通じて、自然エネルギーによる持続可能な社会の実現を目指す独立したシンクタンクです。洋上風力発電は、日本およびアジア太平洋地域において、カーボンニュートラルの達成と新たな経済の創出に大きく貢献するものです。GOWAは、各国が知見と経験を持ち寄り、協力して取り組むための重要な枠組みであり、私たちもこのネットワークの一員として、海洋環境や生物多様性への配慮を前提に、洋上風力の普及と発展に貢献してまいりたいと考えています。他の加盟団体の皆さまから多くを学びながら、今後の協働を楽しみにしております。

外部リンク

  • JCI 気候変動イニシアティブ
  • 自然エネルギー協議会
  • 指定都市 自然エネルギー協議会
  • irelp
  • 全球能源互联网发展合作组织

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