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国際シンポジウム
木質バイオマスによる地域エネルギーシステムの転換 ―世界の経験を日本で活かす 登壇者紹介

2017年5月24日

  • レミギウス・ラピンスカス
    世界バイオエネルギー協会 (WBA) 代表
    2004年にリトアニア・バイオマス・エネルギー協会(LITBIOMA)を設立、2014年まで代表を務める傍ら、欧州バイオマス協会(AEBIOM)の理事を2006年から2010年まで2期にわたり務める。また、2003年にバイオマス燃料生産会社を設立、2003年から2008年まで理事長を務め、リトアニア最大のバイオマス燃料生産会社に育て上げた。バイオマスのサプライチェーンおよび国際貿易でも豊富な経験を持ち、様々な生産・サービス関連企業の投資家、会長、役員などとして活躍。グリーン政策研究所の所長として、社会各分野における持続可能な開発目標の達成に尽力する。現在、世界バイオエネルギー協会(WBA)代表、およびLITBIOMA理事を務めつつ、リトアニアのENplus認証制度の監督を行っている。
  • ルイジ・フィノキアーロ
    オーストリア大使館商務部 上席商務官
    2005年より在日オーストリア大使館商務部にてオーストリアの環境ビジネスの主力である木質系バイオマス産業、森林技術・機械などを日本に紹介する活動を実施。
    2012年よりオーストリアの森林教育や技術者の育成に関する紹介を開始。
    2014年から地域の活性化も担当。
    当職着任以前は日欧の家具、インテリア、建築の内装関連事業等に従事。
  • ハインツ・コペッツ
    オーストリア・バイオマス協会 設立者
    欧州バイオマス団体連合会(AEBIOM)元会長
    世界バイオエネルギー協会(WBA)前代表
    ハインツ・コペッツはオーストリア出身で、2005年から2010年まで欧州バイオマス協会(AEBIOM)会長、2012年から2016年まで世界バイオエネルギー協会代表、現在は世界バイオネルギー協会シニア・コンサルタントを務める。1966年にウィーンのライフサイエンス大学とアメリカのアイオワ州立大学経済学部を卒業、その後オーストリアの農業機関でマネージング・ディレクターを務める。1980年代にはエネルギー生産者としての農家の概念を提唱、そのための財政・教育プログラムを実施した。同時期にオーストリア・バイオマス協会を設立、バイオマス利用の地域暖房システムの設置に取り組み、オーストリア初の短期栽培林業のプロブラムを開始した。他に、電気・地域暖房公益事業監視委員会メンバー、欧州バイオマス団体連合会(AEBIOM、ブリュッセル)会長、欧州委員会(ブリュッセル)のエネルギー諮問委員会委員など、エネルギー関連の様々なポストを歴任。バイオマスの将来性、持続性、カーボンニュートラル、効率的利用などの問題を取り扱っており、関連著書も多数。
  • 梶山 恵司
    バイオエナジー・リサーチ&インベストメント(BERI)(株) 代表取締役
    慶應義塾大学大学院修士修了、ドイツ・チュービンゲン大学留学。外務省、日興リサーチセンター(株)、(株)富士通総研を経て2009年11月より2011年10月まで、内閣官房国家戦略室員・内閣審議官。2011年11月富士通総研復職。2001年6月より2003年5月まで経済同友会事務局に出向、環境エネルギー委員会担当。これを契機に、林業・バイオマスエネルギーを主たる研究対象とする。2015年7月より株式会社WBエナジーならびにバイオエナジー・リサーチ&インベストメント(BERI)(株)代表取締役。
  • フォルカー・レンツ
    ドイツバイオマス研究センター(DBFZ)熱化学的変換技術部 部長
    ライプチヒのドイツバイオマス研究センター(DBFZ)で熱化学的変換技術部部長を務める。「スマート・バイオマス・ヒート」概念の研究責任者として、特に、変動型自然エネルギー電源を補完するバイオマス発電の系統安定化作用の研究をとりまとめるほか、排出量削減や次世代バイオ固形燃料の研究なども手がける。
  • マーティン・ネーバウアー
    オーストリア農林環境水資源管理省
    ・2014年よりオーストリア農林環境水源管理省III/2セクション・チーフ-林業教育・促進・研究
    ・2007年より同省IV/2セクション・チーフ-林業教育・トレーニング・先進トレーニング
    ・2002年より同省IV/1セクション-林業政策・情報、林業局長直属アシスタント
    ・2001年-2002年:国際森林研究機関連合副事務局長およびグローバル林業情報システムプロジェクトリーダー
  • ベン・モクサム
    英国Enviva社 欧州ディレクター
    Enviva社の欧州ディレクターとして、マーケティング及び事業開発を担う。2011年より2014年まで、英国首相及び副首相のエネルギー・環境担当上級政策アドバイザーを務める。それ以前は、BP社勤務の後、エネルギー分野のプライベートエクイティ大手投資会社であるリバーストーン社において、自然エネルギーへの投資を担当。
  • ケルヴィン・ホン
    中国Great Resources社
    北京大学卒(環境科学専攻)。現在は世界バイオマス協会理事、韓国気候変動委員会環境連合グローバル・アドバイザー、国家エネルギー局バイオマス暖房基準委員会委員、中国新エネルギー商会副会長、Great Resources(Ji Lin)社理事長等を務める。10年以上にわたってバイオマスエネルギー産業に注力し、穀物生産、燃料輸送から熱供給まで、産業全体をつなぐチェーンの構築に成功。中国とスウェーデンの技術協力による実証プロジェクトとして、超高エネルギー効率の分散型バイオマス熱電併給プラントの建設にも携わった。また、わらブリケット燃料による暖房の国内基準、バイオマスエネルギーの開発に関する第13次5カ年計画をはじめとするプログラムの策定に参画するなど、産業政策や開発方針にも精通している。
  • 松原 弘直
    環境エネルギー政策研究所 主席研究員
    認定NPO法人 環境エネルギー政策研究所 理事、主席研究員。工学博士。ちば里山・バイオマス協議会共同代表、グリーンエネルギー認証センター運営委員。環境プランナーERO。千葉県出身。東京工業大学においてエネルギー変換工学の研究で学位取得後、製鉄会社研究員、ITコンサルタントなどを経て、持続可能なエネルギー社会の実現に向けて取り組む研究者・コンサルタントとして現在に至る。持続可能なエネルギー政策の指標化(エネルギー永続地帯)や長期シナリオ(2050年自然エネルギービジョン)の研究などに取り組みながら、日本初の自然エネルギー白書の編纂をおこなう。自然エネルギー普及のため、グリーン電力証書およびグリーン熱証書の事業化、市民出資事業や地域主導型の地域エネルギー事業の支援などにも取り組んできている。
  • 池谷 智晶
    ラブ・フォレスト株式会社
    信州大学農学部卒業後、木質バイオマスエネルギー専門コンサルティング会社に入社。行政のビジョン策定や事業化計画のコーディネート、バイオマス発電に関するコスト分析等を担当し、同社にて8年間勤務。
    現在は、バイオマス導入に関する設計やシステム開発等を手掛けるラブ・フォレスト株式会社勤務。コンサルタントとしての経験を活かしつつ、調査・計画段階から導入・運用段階まで幅広く携わっている。
  • 丸山 勝規
    長野県林務部信州の木活用課県産材利用推進室長
    ・1962年 長野県生まれ(長野市出身)
    ・1985年 東京農工大学 農学部 卒業
    ・1986年 長野県庁入庁
            林業分野において、林道、普及、企画等の業務を歴任
    ・2015年 松本地方事務所林務課長
    ・2017年 県産材利用推進室長
  • 熊崎 実
    日本木質バイオマスエネルギー協会 会長
    農林省林業試験場(現・森林総合研究所)林業経営部長、筑波大学農林学系教授、岐阜県立森林文化アカデミー学長を歴任。現在は、筑波大学名誉教授、一般社団法人日本木質ペレット協会会長、一般社団法人日本木質バイオマスエネルギー協会会長。専門は国際森林資源論、農学博士。著書に『林業経営読本』(日本林業調査会)、『木質バイオマス発電への期待』(全国林業改良普及協会)『木質エネルギービジネスの展望』(同左)、『木質資源とことん活用読本』(編著、農文協)ほか。訳書に『日本人はどのように森をつくってきたのか』(C.タットマン、築地書館)、『樹木学』(P.トーマス、築地書館)、『熱電併給システムではじめる木質バイオマスエネルギー発電』(編著、日刊工業新聞)ほか多数。
  • 大林 ミカ
    自然エネルギー財団 事業局長
    2011年8月、公益財団法人自然エネルギー財団の設立に参加。財団設立前は、アラブ首長国連邦の首都アブダビに本部を置く「国際再生可能エネルギー機関(IRENA)」で、アジア太平洋地域の政策・プロジェクトマネージャーを務めていた。1992年から1999年末まで原子力資料情報室でエネルギーやアジアの原子力を担当、2000年に環境エネルギー政策研究所の設立に参加し、2000年から2008年まで副所長。2008年から2009年までは駐日英国大使館にて気候変動政策アドバイザーを務める。
    大分県中津市生まれ、北九州市小倉出身。
  • 相川 高信
    自然エネルギー財団 上級研究員
    京都大学大学院農学研究科修了(森林生態学・修士)。三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)において、森林・林業分野の調査・コンサルティングに従事。東日本大震災を契機に、木質系を中心にバイオエネルギーのプロジェクトに多数関わるようになり、2016年6月より現職。同年3月に北海道大学大学院農学研究院より、森林・林業分野の人材育成政策をテーマに、博士(農学)を取得。著書に『木質バイオマス事業 林業地域が成功する条件とは何か』『先進国型林業の法則を探る』(全国林業改良普及協会)など。

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外部リンク

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  • 自然エネルギー協議会
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