登壇者紹介洋上風力と漁業の共生を考える現場の声とこれからの展望

2025年10月17日

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  • 長谷 成人
    東京水産振興会 理事 / 海洋水産技術協議会 代表・議長
    1957年生まれ。81年北海道大学水産学部卒、水産庁入庁。資源管理推進室長、漁業調整課長、資源管理部審議官、増殖推進部長、次長などを経て17年長官。この間、様々な問題で漁業者、漁業団体との調整を経験。宮崎県漁政課長として地方行政も経験。ロシア、中国等、EEZを接する隣国との漁業交渉で政府代表も務める。長官在職中に再エネ海域利用法成立。2019年7月退職。同11月から一般財団法人 東京水産振興会 理事。東京水産振興会の水産振興ONLINEで「洋上風力発電の動向が気になっている」「進む温暖化と水産業」等のリレーコラムを企画・執筆。海洋・水産関係10組織からなる海洋水産技術協議会代表・議長。同協議会から22年6月「洋上風力発電施設の漁業影響調査実施のために」を公表。24年6月から一般社団法人 海洋産業研究・振興協会顧問。
  • 土合 和樹
    フィッシャーマン・ジャパン・マーケティング 取締役COO
    宮城県出身。東日本大震災を契機に、若手漁師が中心となって設立された団体、フィッシャーマン・ジャパンに参画。同団体のビジネス部門として設立された、フィッシャーマン・ジャパン・マーケティングの取締役に就任し、海外事業を統括する。水産業を「かっこよくて、稼げて、革新的な」新3K産業に変えるというビジョンを掲げて、水産物の国内販売、飲食、海外輸出などを展開。近年は、深刻化する海水温上昇や海洋プラスチック問題をはじめとする海の環境課題にも積極的に取り組み、漁業と洋上風力の共存を含めた持続可能な水産業の在り方を模索している。
  • 田中 圭
    千葉県 商工労働部 カーボンニュートラル推進課 エネルギー産業振興室 副主幹
    2005年千葉県庁入庁 2010年東京都環境局へ派遣(2年間)。再エネの重要性や、千葉県における洋上風力のポテンシャルを学ぶ。 2012~2014年商工労働部産業振興課。千葉県海洋再生可能エネルギー導入可能性研究会を開催し、「多くの海域はすでに漁業として十分に利用されていることを前提に、事業内容を地域とともにゼロから作り上げていく」等、地域との合意形成の方向性をとりまとめる。 2020年~(2025年4月から課名がカーボンニュートラル推進課に変更)洋上風力に携わるため、庁内公募にて産業振興課へ異動。主に漁業調整を担当。
  • 菊地 智英
    秋田県漁業協同組合 専務
    1984年秋田県庁入庁。2019年4月企画振興部参事就任。県庁では市町村や庁内の業務改善・財務システム構築など情報化、大学と県内企業との産学官連携を主に担当。
    2020年4月の公益財団法人あきた企業活性化センター 専務理事 就任し、設備貸与の審査やよろず相談支援、プロ人材仲介に携わる。2024年6月に現職就任。
  • 竹内 彩乃
    東邦大学 理学部 准教授
    東京工業大学大学院修了後、ドイツのエコセンターNRW、PN Power Plants AGにて再生可能エネルギー事業に従事。名古屋大学大学院を経て、2016年より東邦大学理学部生命圏環境科学科に在籍。再生可能エネルギーと地域共生や気候変動問題への市民参加をテーマに研究を進めている。
  • 村上 春二
    UMITO Partners 代表取締役・創立者
    福岡県出身。サンフランシスコ州立大学で自然地理学とビジネスを専攻し、帰国後はパタゴニア日本支社で勤務しながらフリーランスライターとして活動。その後、国際環境NGO Wild Salmon Centerの日本コーディネーターを経て、国際環境NGOオーシャン・アウトカムズ(O2)の設立メンバーとして日本支部長に就任。2018年にシーフードレガシーと合併し、取締役副社長/COOとしてサステナブルシーフードやサステナブル漁業関連事業を統括。2021年に創業したUMITO Partnersでは、「ウミとヒトのポジティブな関係をつくる」をパーパスとし、生物多様性をはじめ水産資源や沿岸保全保護、再生エネルギー等の海洋サステナビリティ領域における課題を解決するコンサルティング事業等を展開する。多様なステークホルダーと協働し、ビジョンに掲げる「ウミとヒトが豊かな社会の実現」に向けて集合的なシステムチェンジを事業を通じて実現する。
  • 吉田 安貴
    JERA Nex bp Japan合同会社 技術本部 建設計画・監理室
    大阪府出身。京都工芸繊維大学大学院修了後、2023年に株式会社JERAへ新卒入社。入社当初より秋⽥県男⿅市、潟上市及び秋⽥市沖洋上⾵⼒発電事業の入札に従事し、落札後は洋上工事チームにて洋上風車建設工事の検討を進めている。現在、風車設置海域の海底面調査や、漁師と共に工事の支障になる定置網を移動する現場作業を担当。
  • 大林 ミカ
    自然エネルギー財団 政策局長
    2011年8月に自然エネルギー財団の設立に参加。財団設立前は国際再生可能エネルギー機関(IRENA、本部アブダビ)にて、アジア太平洋地域の政策・プロジェクトマネージャーを務める。2008年から2009年まで駐日英国大使館にて気候変動政策アドバイザー。2000年に環境エネルギー政策研究所の設立に参加、2000年から2008年まで副所長。1992年から1999年末まで原子力資料情報室でエネルギーやアジアの原子力を担当する。2017年に国際太陽エネルギー学会より、ハーマン・シェアに敬意を表して設けられた「太陽エネルギー政策推進におけるグローバルリーダーシップ賞」を受賞。大分県中津市生まれ、北九州市小倉出身。

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外部リンク

  • JCI 気候変動イニシアティブ
  • 自然エネルギー協議会
  • 指定都市 自然エネルギー協議会
  • irelp
  • 全球能源互联网发展合作组织

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