
北海道は、国内有数の自然エネルギーポテンシャルを有する地域であり、それを生かす「GX金融・資産運用特区」に指定されています。北海道・札幌市ではこの取組みを通じ、アジア・世界の金融センター、そして自然エネルギー供給拠点となることを目指しています。
北海道の自然エネルギーポテンシャルを活かすためには、ビジネスモデルとインフラが必要不可欠です。北海道と人口規模が近いデンマークは自然エネルギーの導入を早くから進め、2000年代からは洋上風力を積極的に導入してきました。その豊富な自然エネルギーはデータセンター誘致や、国外への電力輸出につながっています。
本セミナーでは、デンマークの自然エネルギー導入を支えるインフラ構築を行ってきた国営送電会社エナギーネットとの対話を通じ、北海道のGX地域戦略を考えました。
プログラム(敬称略)※日英同時通訳あり
[司会]田中 いずみ 自然エネルギー財団 上級研究員
開会あいさつ |
講演者紹介
ピーター・マルクセン エナギーネット ディレクターデンマーク国営の送電系統運用会社、エナギーネットの国際的なエネルギー・コンサルティングに特化した部門アソシエイテッド・アクティビティーズのディレクター。デンマークの自然エネルギー統合に向けた取り組みを広め、国際連携や交流を図ることで、世界のグリーン・トランスフォーメーションを加速させる活動に従事する。北欧のエネルギー分野で20年以上の経験を持ち、電力市場やエネルギーシステム開発について深い見識を持つ。エナギーネット入社以前は、デンマークの電力会社でさまざまな管理職を歴任。大学の修士課程では政治学を専攻、修士号取得。
イベント詳細
日時 | 2025年6月23日(月)15:00-17:00 |
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会場 | 札幌プリンスホテル 国際館パミール 大雪 |
主催 | 公益財団法人 自然エネルギー財団 |
共催 | デンマーク王国大使館 特定非営利活動法人 北海道グリーンファンド |
協力 | 一般社団法人 北海道再生可能エネルギー振興機構 |
参加登録・参加費 | 無料・要事前登録 |