SBTiとRE100は、脱炭素化にむけた企業の取組みの方向性を示すものですが、本年3月、SBTiは基準改定案を公表、RE100は要件改定が決まりました。いずれもこれまでよりも厳しく化石燃料からの転換を求めるものになっており、SBTiでは、系統電力の2040年までの脱炭素化が前提になる要件が提案され、RE100では、石炭混焼の電力利用が認められなくなりました。
今回の基準改定を日本企業はどう捉え何をしていくべきなのか、SBTiのTechnical Advisory Groupのメンバーを務めた高瀬香絵シニアマネージャーと、RE100 Technical Advisory Group メンバーの石田雅也研究局長が、改定の背景と内容を解説します。スコープ3へのマスバランス鉄を含む商品証書の活用については、GHGプロトコル改定の委員でもある鉄鋼連盟の川又氏、そして経済産業省グリーン鉄研究会委員も務めカーボンクレジットにも詳しい吉高氏からもコメントをいただきます。
脱炭素化に取り組む企業の皆様には必見のセミナーです。終了後にはネットワーキング・レセプションを開催し、登壇者、企業間の交流の場もご用意します。奮ってご参加ください。
イベント詳細
日時 | 2025年5月14日(水) 15:00-17:00(受付開始14:45) ※終了後にネットワーキング・レセプションあり |
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会場 | イイノホール&カンファレンスセンター Room A アクセス |
主催 | 公益財団法人 自然エネルギー財団 |
参加対象 | 企業ご担当者 |
参加登録・参加費 | 無料・要事前登録 ※募集人数に達したため受付は終了しました。多数のご登録ありがとうございました(4/17) |
プログラム(敬称略)※4月11日現在。プログラムや登壇者は予告なく変更する場合があります。
開会挨拶 |
※終了後にネットワーキング・レセプションあり
<関連リンク>
・コラム 科学に基づく目標設定イニシアチブ(SBTi)の基準改訂案が発表:2040年までの電力セクターの脱炭素化は日本企業の競争力に直結する(2025年4月1日)
高瀬 香絵 自然エネルギー財団 シニアマネージャー / SBTi技術諮問グループメンバー(2023年3月から2025年3月)
・コラム RE100が技術要件を改定、石炭混焼を禁止:証書の償却確認も主要国を対象に徹底(2025年4月4日)
石田 雅也 自然エネルギー財団 研究局長 / RE100 Technical Advisory Group メンバー