公益財団法人 自然エネルギー財団はこのたび、報告書「英国とアイルランドにおける系統用蓄電池事業の現状と課題」を公表しました。
系統用蓄電池事業は、変動性自然エネルギー(VRE)の拡大に伴い世界的なブームになっています。世界初の本格的な系統用蓄電池と思われるオーストラリアのホーンズデイル蓄電所の建設・運転開始から、わずか8年しか経過していません。急激ともいえる導入拡大の中、日本以外の国でも系統用蓄電池の導入にあたりさまざまな課題が表面化し、対応策が議論されています。
英国とアイルランドは、VREの電源構成が高く、柔軟性の手段として系統用蓄電池事業への投資が急速に進んでいます。本報告書は、当財団が2025年9月に両国を訪れ、現地の事業者等から聞き取った系統用蓄電池事業の現状や課題を整理しまとめたものです。
<目次>
はじめに
第1章 英国における系統用蓄電池事業
第1節 自然エネルギー導入と系統用蓄電池事業の概況
第2節 系統接続待ち問題とTMO4+
第3節 市場運用の状況:収益源の多様化
第2章 アイルランドにおける系統用蓄電池事業
第1節 自然エネルギー導入と系統用蓄電池事業の概況
第2節 系統接続待ち問題は深刻化していない
第3節 市場運用の状況:今後多様化する可能性
第3章 系統用蓄電池を巡るその他の課題
第1節 LDESへの期待
第2節 グリッドフォーミング技術への関心
第3節 蓄電池の経済安全保障と立地問題
おわりに
参考文献一覧




