見どころアジアパシフィックのエネルギー転換と日本の役割

2024年3月15日

プログラムページへ戻る

3月15日に開催する 「アジアパシフィックのエネルギー転換と日本の役割」の見どころをご紹介します。

 インド、東南アジア、オセアニアなどを含むアジア太平洋地域は、今後の高い経済成長が見込まれ、2050年に世界全体の脱炭素化を実現するためには、この地域のエネルギー転換を加速することが不可欠です。特に東南アジア、オーストラリアは日本のビジネスパートナーとしても特別に重要な位置を占めています。本セミナーでは、この地域で進む化石燃料からの脱却の動き、今後の課題を海外からの専門家の報告を含め明らかにしていきます。

 最初に登壇する国際連合アジア太平洋経済社会委員会のマシュー・ウィッテンステインさんからは、グリーン・グリッド・イニシアティブなど、アジア各地に豊富に存在する自然エネルギーポテンシャルを活用する国際送電網の役割と実現に向けた課題などについてご報告いただきます。

 次に、自然エネルギー財団のロマン・ジスラーから、東南アジアの自然エネルギーポテンシャルの大きさ、コスト低下の状況をデータ分析に基づき実証的に明らかにするとともに、ポテンシャルを実現するための4つの課題について報告します。

 更に、自然・インターナショナル株式会社COOの小川亮さんから、同社がインドネシア、ベトナム、フィリピンなど各国で進める自然エネルギー開発の最新事例をご紹介いただき、日本企業がこの地域で果たせる役割についてのご示唆をいただきます。

 三つの報告を受けたパネルディスカッションでは、日本政府が主に東南アジアを対象に展開しようとしている「アジアゼロエミッション共同体構想(AZEC)」が、この地域のエネルギー転換にとってどういう意味を持つのか、本来、日本の企業と政府はどんな役割を果たすべきなのかを、自然エネルギー財団からの問題提起を踏まえ、議論します。

 東南アジアやオーストラリアなどでビジネスを展開する企業の皆様には、必見のセミナーです。ぜひご参加ください。

プログラムページへ戻る

外部リンク

  • JCI 気候変動イニシアティブ
  • 自然エネルギー協議会
  • 指定都市 自然エネルギー協議会
  • irelp
  • 全球能源互联网发展合作组织

当サイトではCookieを使用しています。当サイトを利用することにより、ご利用者はCookieの使用に同意することになります。

同意する