セミナーGHGプロトコル改定を理解するスコープ2を中心に

2025年11月25日

企業の温室効果ガス算定報告のルールが大きく変わろうとしています。10月にはスコープ2(調達電力等の発生時の排出量)についての改定案が出され、1)1時間ごとのマッチング、2)供給可能性に基づくバウンダリ設定、3)標準供給サービス(FIT、高度化法など)に含まれる電源の平均以上の主張を不可に、といった大きな改定の方向性が示されました。

本セミナーでは、GHGプロトコルの改定について、特にスコープ2について深掘りしつつ、全体の改定についても最新動向を取り上げます。技術ワーキンググループ日本人メンバー3名からそれぞれのワーキングでの状況を報告するとともに、ドラフトが公表されているスコープ2については、GHGプロトコルスコープ2担当のマイケル・マクレイ氏より、改定の背景や日本での適用についての質問への回答もいただく予定です(録画)。

スコープ2のコンサルテーションは12月19日までです。本セミナーにて理解を深め、建設的な意見を出して基準づくりに参加してみませんか。
皆さまのご参加をお待ちしています。

事前アンケート セミナー事前アンケートを受け付けています。GHGプロトコル改定について、ご関心のある内容をお知らせください。

イベント詳細

日時 2025年11月25日(火)15:00-17:30
※会場参加の方は終了後にネットワーキングあり
主催 公益財団法人 自然エネルギー財団
参加方法 1) 会場来場(開場14:30) 虎ノ門ヒルズフォーラム ホールB アクセス
2) オンライン Zoom Webinar
参加費 無料・要事前登録 
参加登録 1) 会場来場 会場参加登録はこちら
※申込順。登録完了時にconference@renewable-ei.orgより来場証メールが届きます
2) オンライン オンライン参加登録はこちら
※登録完了時にno-reply@zoom.usよりアクセス先リンク情報が届きます

プログラム(敬称略)※11月12日現在。プログラムや登壇者は予告なく変更する場合があります。

開会挨拶
大野 輝之 自然エネルギー財団 常務理事

ご挨拶
杉井 威夫 環境省 地球環境局 地球温暖化対策課長
海部 愛 脱炭素成長型経済構造移行推進機構(GX推進機構) 財務・サステナビリティ推進部長 兼 地域連携室長

講演1: 日本の開示義務化におけるGHGプロトコル改定の意味 
高村 ゆかり 東京大学 未来ビジョン研究センター 教授/サステナビリティ基準委員会(SSBJ)委員

講演2: GHGプロトコル改定の全体像とスコープ1・3改定の方向性
待場 智雄 ゼロボード総研 所長/GHGプロトコル 技術ワーキンググループ コーポレートスタンダード部会 メンバー

講演3: スコープ2改定案
高瀬 香絵 自然エネルギー財団 シニアマネージャー(気候変動)/GHGプロトコル 技術ワーキンググループ Scope 2部会 メンバー

講演4: スコープ2改定が目指すこと
マイケル・マクレイ 世界資源研究所(WRI) スコープ2ディレクター/インパクト会計上級アドバイザー(調整中、録画)

講演5: AMI(Action and Market Instruments)での議論
川又 広実 日本鉄鋼連盟 技術・環境部 地球環境グループ マネジャー/GHGプロトコル 技術ワーキンググループ AMI 部会 メンバー

パネルセッション
高村 ゆかり 東京大学
待場 智雄 ゼロボード総研
川又 広実 日本鉄鋼連盟
杉井 威夫 環境省
海部 愛 GX推進機構
高瀬 香絵 自然エネルギー財団
[ファシリテーター] 石田 雅也 自然エネルギー財団 研究局長


<関連リンク>
[コラム]GHGプロトコルスコープ2:改定案の方向性(公開情報をもとに)高瀬 香絵 自然エネルギー財団 シニアマネージャー(2025年10月1日)
[特設ページ]SBTi、RE100、GHGプロトコルの動向

お問合せ

外部リンク

  • JCI 気候変動イニシアティブ
  • 自然エネルギー協議会
  • 指定都市 自然エネルギー協議会
  • irelp
  • 全球能源互联网发展合作组织

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