企業の環境・エネルギー調達部門を中核メンバーとする「自然エネルギーユーザー企業ネットワーク」（RE-Users）は、今年度第3回目となるオンラインセミナーを2020年11月10日に開催しました。
企業や自治体が自然エネルギーの電力を利用するうえで、自然エネルギー由来の環境価値（CO2を排出しないなどの効果）を証明できることが重要です。海外の多くの国では、環境価値を証明するために、発電所の所在地や発電方法などの情報をトラッキングできるシステムが整備されています。日本でも早期にトラッキングシステムの導入が求められます。
本セミナーでは、CDPやRE100などの国際的なプロジェクトが求める自然エネルギーの要件をふまえながら、日本国内で自然エネルギー由来の環境価値を取引できるグリーン電力証書とJ-クレジットに関する最新情報が共有されました。
プログラムは以下の通りです。
〇講演1「CDPとRE100が求める自然エネルギーの要件」高瀬 香絵 CDP Worldwide-Japan シニアマネージャー 資料DL
〇講演2「グリーン電力証書の現状と今後」
市野 勝久 日本品質保証機構 地球環境事業部 グリーンエネルギー認証室 資料DL
〇講演3「J-クレジットのデジタル化プロジェクト」
井上 和也 環境省 地球環境局 地球温暖化対策課 市場メカニズム室長 資料DL
〇質疑応答
[司会] 石田 雅也 自然エネルギー財団 シニアマネージャー（ビジネス連携）
RE-Usersオンラインセミナーは、自然エネルギーの活用に積極的に取り組む企業を対象に開催しています。参加方法を含めて、RE-Usersに関する詳しい情報は、下記からお問合せください。
＜関連リンク＞
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