世界でも日本でもGHGの一大排出源である鉄鋼業は、永らく排出削減の難しい分野と言われてきました。しかし最近では技術開発が進行し、各国で支援政策が始動するなど、世界各地で脱炭素化への取り組みが目に見える形で進み始めました。一方で、水素製造プロジェクトの見直し等を背景に、水素製鉄の進展に遅滞がみられるとの懸念も出ています。
そこで本セミナーでは、最新の国際動向として、技術・生産の状況に加え、水素還元鉄貿易の推進や、低炭素鋼の基準作り、そして需要側の動きなどをご紹介します。これらを通じて、世界的な潮流を把握するとともに、日本の課題や可能性、需要家からの視点・行動などを議論する機会にしたいと思います。
登壇者として、鉄鋼脱炭素化の第一線で活躍する専門家をお招きしています。特に、低炭素鉄鋼製品の需要を喚起するプロジェクト、スチールゼロ・イニシアティブを進めるクライメート・グループからサミーン・カーン氏が来日します。セミナー後にはネットワーキングの機会も設けています。ぜひ会場にも足をお運びください。
イベント詳細
| 日時 | 2025年11月18日(火)15:00-17:00(開場14:30) ※終了後に会場ではネットワーキング(レセプション形式)あり |
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| 共催 | 公益財団法人 自然エネルギー財団 クライメート・グループ |
| 協力 | 一般社団法人 日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP) 気候変動イニシアティブ(JCI) |
| 参加費 | 無料(要事前登録) |
| 参加方法 | 会場来場、またはオンラインのどちらかを選択してください。 1) 会場来場 イイノホール&カンファレンスセンター Room A アクセス 2) オンライン Zoom Webinar |
| 参加登録 | (1) 会場来場 会場参加登録はこちら ※申込順。登録完了時にconference@renewable-ei.orgより来場証メールが届きます (2) オンライン オンライン参加登録はこちら ※登録完了時にno-reply@zoom.usよりアクセス先リンク情報が届きます |
プログラム(敬称略)※11月4日現在。プログラムや登壇者は予告なく変更する場合があります。日英同時通訳あり
[司会]後藤 恵陸 自然エネルギー財団 研究員
| セッション1 鉄鋼の脱炭素化における最新の国際動向 ・低炭素製鉄に関する世界的な最新動向 ウィド・ウィチカ 鉄鋼業脱炭素化コンサルタント イザン・チョクシー アゴラ・インダストリー 鉄鋼脱炭素化グローバルリード ・低炭素鉄鋼の基準づくり レスポンシブル・スチール ・需要側の動向 サミーン・カーン クライメート・グループ 鉄鋼部門 シニアマネージャー |
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セッション2 日本の現状 |
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パネルディスカッション 鉄鋼業の転換期 :エンドユーザーはどう対応すべきか? |
| ネットワーキング(レセプション形式) |




